UL1446絶縁システム、マグネットワイヤー、
ワニスの試験がUL CAPで可能に

(株)ケミトックスは、「世界に通用するIndependent Testing laboratoryを日本にも作ろう」と19759月に設立されました。国内外の安全規格に基づいて各種電気・電子製品、あるいはこれらの製品使用される材料や部品の評価試験を基本として、認証取得までの申請業務、そして安全設計のための技術コンサルティングを3本の大きな柱としています。

CAPはUL認定の最短距離です
ケミトックスでは、UL1446絶縁システムを始め、マグネットワイヤー、ワニスの評価をULのCAP (Certified Agency Program)で行うことのできる機関としてULに認められています。絶縁システムは、トランス、コイル、モータメーカー、さらにはこれらの製品を組み込んでいる最終製品のメーカーにとって今後非常に重要な試験となります。情報機器などの最終製品に使用されるトランス、コイル、モータには温度上昇試験が行われ、これらの部品が105℃以上に上昇する場合にはそのシステムをUL1446で規定する「絶縁システム」で評価することが要求されます。

この評価が行われていない絶縁システムを使用すると、場合によっては12年もかかる絶縁システムの試験が行われることになり、タイムリーな製品供給ができないことになってしまいます。ケミトックスでは、これら絶縁システムの評価をULCAPで行っておりますので、迅速に認定を取得することができます。絶縁システムは、基本的には長期熱劣化試験とシールドチューブ試験により評価します。長期熱劣化試験においては、適切なプログラムの作成が必要になります。ケミトックスでは、25年に亘り「UL746B長期熱劣化試験」を行っておりますので、その実績と経験を元に、お客様に効率的な評価プログラムを提案するとともに、タイムリーな認定への最短距離ともいえる評価試験を行っております。

規格解説書
UL1446の絶縁システムは非常に日本の企業にとってはなじみの薄い状況です。ケミトックスでは、実際の利用方法を始め、試験での経験を元に、この規格の解説書を作成致しました。価格130,000

連絡先:
(株)ケミトックス 材料評価センター
Tel: 03-3727-7111   Fax: 03-3728-1710
乾 泰夫(E-mail: y-inui@chemitox.co.jp
 

絶縁システム関係の他に、ケミトックスではプラスチック材料を始め、積層板、情報機器と、材料から最終製品まで幅広い安全性評価を行っております。特にプラスチック材料の長期熱劣化試験においては、25年の経験を有し、その実績は100件を超えます。現在東京・山梨とも設備を拡張しております。さらに、電気製品の基幹部品であるプリント配線板の評価においても、ULを中心として長年の実績を誇っております。これらの業務は、UL CAPおよびアメリカA2LAに認証された品質システムに基づいて実施されております。